Vol.01-5 Enjoy Stage!! 弓削田優子先生&祐貴くん親子 根津昭義先生&栄子先生夫妻
2006/07/31
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連弾は、
親子二人の 特別な時間 弓削田優子先生 弓削田祐貴くん (小学3年生) |
5月28日、さいたま市民会館で行ったトークコンサートの中で、初めて息子と連弾しました。 日頃,息子はピアノの練習があまり好きではなくて、「あと何回弾けばいいの?」「何時まで練習すればいいの?」の二つしか言いません。発表会やコンクールの前になると、こちらからの注文も増え,息子のふくれ具合はますますエスカレート。楽しいどころではありません。 でも、連弾は違いました。もともと人と何かをすることが好きな息子は、一緒にピアノを弾けることがこの上なく楽しかったようで、連弾の練習だけは全然、嫌がらず、「一緒に弾いて」とせがむほどでした。 私にはもう一人、2歳になったばかりの息子がいます。上の子にとっては何をする時も弟が一緒です。でも、連弾の練習の時だけは、誰も間に入れない母親と二人だけの時間・・・心なしか親子の絆も深まったような気がします。 コンサート以来、息子は「次はいつ連弾するの?」とやる気満々です。ステージをきっかけに、連弾で楽しむ<親子の時間>がさらに大切なものになりました。皆様も親子で楽しんでみませんか? |
夫婦で、
一緒に弾く ことで、 会話するん です 根津昭義先生(Vn) 根津栄子先生(P) |
5月28日、さいたま市民会館で行ったトークコンサートの中で、初めて息子と連弾しました。 私たちは結婚前からコンサートをしていて、地元では定期的にコンサートも開いています。練習はいつも夜更けてから。なぜなら私の日常はレッスンに追われ、主人はオーケストラの練習や本番で、あっという間に一日が終わり夜になってしまうからです。合わせ練習をしていると、時間の経つのもつい忘れるほど夢中になり、気付いたら真夜中の2時3時ということも多々ありました。 ステップのトークコンサートでは、今まで金沢と宝塚で、2回ずつ演奏させていただきましたが、お客様にたくさんの拍手をいただき喜んでいただけて、大変やり甲斐のあるコンサートになりました。当日会場のお客様のリクエストにお応えして演奏する!!というものでしたので、練習曲目が圧倒的に多く、その数をこなすだけでも相当の時間を要しました。でも、どんなに疲れていてもその練習は楽しく、お互いよくわかっているので合わせることに神経質になることはほとんどありません。時に会話するように上手く行く時があるのですが、そんな時一緒に弾いている幸せを感じます。けんかしていても、演奏をすればすぐに忘れて仲直りできるので、音楽とは実に不思議なものですね!! 宝塚のステップでは、ご夫婦でスプリングソナタを弾かれた方がいらっしゃって、お互い目と目で通じるものがある、という演奏で、私達と同じ感覚を味わっていらっしゃるのだろうと思いました。 |
Vol.1 INDEX
2006年7月31日発行 |
Stage+人(すてーじん)(1) クラシックとポップス コツをつかんで、表現力倍増!! 小原 孝さん |
ピアノのある生活(1) 『相手に思いを伝えること』 それがピアノと授業の共通点 金子 一朗さん |
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<ピアノが好きな子>を育てる3つの秘訣 今日は、どんなやり方で練習する? 角野 美智子先生 |
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ステージが育てる不思議な力(1) ステージは子供を写し出す鏡なのです 江崎 光世先生 |
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Enjoy Stage!! 弓削田優子先生&祐貴くん親子 根津昭義先生&栄子先生夫妻 |
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ステージえとえとら 学校コンサート/丸ビルコンサート |
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目指せ、ステージの達人(1) ピアノを弾くまでの自然な動きとは? 林 苑子さん |
ピティナ編集部
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