Vol.01-2 ピアノのある生活(1)金子 一朗さん
金子一朗さんは、早稲田大学中学高等学校の数学の先生。学校ではピアノを弾いていることを公言していないが、2005年のピティナ・ピアノコンペティションで特級グランプリを受賞し、全国的にその名前を知られるようになった。生徒からも評判の<面倒見がいい>金子先生に『時間』と『人生』について語っていただいた。 今も朝晩の通勤時間は読譜にあて、週末はピアノのために時間を割いていますが、グランプリ受賞以降は演奏の機会が多く、こなす作品数が去年よりも増えているので、とにかく練習しなきゃならない。なのに、教員の仕事もますます忙しくなってきて時間がない。限られた時間の中でどうやりくりするか、必要に迫られています。 今の仕事は楽しいし,やりがいがあります。授業することは、ピアノを演奏することと似ているんですよ。「相手に自分の思いを伝えたい」という気持ちは同じですし、違うのは<使うアイテム>と<お客さんの前でやるか生徒の前でやるか>だけです。生活上は、ピアノと仕事の区別はあまりありません。 |
Vol.1 INDEX
2006年7月31日発行 |
Stage+人(すてーじん)(1) クラシックとポップス コツをつかんで、表現力倍増!! 小原 孝さん |
ピアノのある生活(1) 『相手に思いを伝えること』 それがピアノと授業の共通点 金子 一朗さん |
|
<ピアノが好きな子>を育てる3つの秘訣 今日は、どんなやり方で練習する? 角野 美智子先生 |
|
ステージが育てる不思議な力(1) ステージは子供を写し出す鏡なのです 江崎 光世先生 |
|
Enjoy Stage!! 弓削田優子先生&祐貴くん親子 根津昭義先生&栄子先生夫妻 |
|
ステージえとえとら 学校コンサート/丸ビルコンサート |
|
目指せ、ステージの達人(1) ピアノを弾くまでの自然な動きとは? 林 苑子さん |