ピティナ・調査・研究

ピティナは定款に「広く文化の発展に寄与する」ことを掲げています。しかし、世間のクラシック音楽に対するイメージは、情操教育・優雅な趣味という認識に留まっていたり、「敷居が高い」と感じる方も未だ多いのが現状。ピアノや音楽が「一生学び続ける価値を持っている」ということは、それほど当たり前のことではありません。多くの音楽家とのネットワークづくりの中で、長年音楽や教育に関する情報を蓄積してきたピティナにとって、音楽の持つ力が広く文化の発展に資すること強く発信することも今後の使命の一つです。
2019年6月には、ピティナのウェブサイトの黎明期から蓄積してきたレポートやコラムを内容別に整理し、ホームページが全面リニューアルされました。今後は、音楽業界内外への発信力を高めるべく、音楽に関わる各種研究の実施や、研究者への支援を視野に入れています。

様々な切り口からの記事を蓄積していくために、各地の先生や関係者に取材・執筆の作業をお願いしています。いただいた寄付は、取材にかかる交通費や執筆謝礼など、コンテンツ作成のための諸経費に使わせていただきます。