3歳よりヤマハ音楽教室に学び、ヤマハマスタークラスを経て、イタリアのイモラ国際ピアノアカデミー卒業。在学中から、東京、パリ、ミラノ、ロンドンなど、各地で演奏。第6回日本国際音楽コンクール・ピアノ部門奨励賞、第14回園田高弘賞ピアノコンクールにて第1位、併せてメシアン賞、富士通賞を受賞。第52回ブゾーニ国際コンクール入賞。第12回チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門にて特別賞受賞。第5回浜松国際ピアノコンクール第5位入賞、確固たる技巧と構築力、叙情豊かな音楽性が高く評価された。また、このコンクールでの奮闘ぶりがNHKテレビのドキュメンタリー番組となり、全国放映され話題となった。2004年から本格的に演奏活動を開始。彩の国さいたま芸術劇場における「ピアニスト100」シリーズに出演。「男性的なダイナミズムと心に沁み入る叙情性の見事な対比」と絶賛された。イタリア、フランス、ドイツや日本国内各地でリサイタルを展開するほか、これまでに大阪シンフォニカー、ハイドン管弦楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団などと共演。また近年は、独自の切り口による公開レッスンや公開講座シリーズを開催、好評を博している。ハーモニーレーベルより、2005年4月にデビュー・アルバム”ETUDES SYMPHONIQUES”を、2007年10月には2枚目となるアルバム”RACHMANINOFF”をリリース、どちらも「レコード芸術」で「準特選盤」に選出されるなど各方面で高い評価を得る。またCD発売を記念した2回のリサイタル(東京・紀尾井ホール)は、好評を博すと共に、関係者の注目を一躍浴びることとなった。2007年12月にはNHK BS番組「ぴあのピア」に出演。平成14年度文化庁派遣芸術家在外研修員。これまでに、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、江口文子、河内純、國谷尊之、浦壁信二、フランコ・スカラ、ピエロ・ラッタリーノ、ジェラール・フレミー、リッカルド・リサリティ、レオニード・マルガリウスの各氏に師事。現在、東京音楽大学ならびにヤマハマスタークラス講師。 |
美しくしなやかなフレージングにするために 必要なことを、実演を交えながら解説します。