山形県生まれ。東京藝術大学大学院博士課程満期退学。現在、桐朋学園大学音楽学部教授。18,19世紀を主対象に音楽社会史や音楽思想史を専攻。「音楽家の社会史」、「聖なるイメージの音楽」(以上、音楽之友社)、「ピアノの誕生」(講談社)、「楽聖ベートーヴェンの誕生」(平凡社)、「クラシック名曲を生んだ恋物語」(講談社)、「音楽史ほんとうの話」、「ブラームス」(音楽の友社)などの著書のほかに、共著・共編で「ベートーヴェン事典」(東京書籍)、翻訳で「魔笛とウィーン」(平凡社)、監訳・共訳で「ルル」、「金色のソナタ」(以上、音楽の友社)「オペラ事典」、「ベートーヴェン事典」(以上、平凡社)などがある。 |
ピティナのホームページで好評連載されていた西原稔先生執筆による「ピアノの19世紀」が書籍となって、アルテスパブリッシングから発売されました。これを記念して、著者の西原稔先生によるレクチャーと、ピアニストの根津理恵子さんの演奏、お二人のトークを交えたセミナーを開催します。ロマン派音楽を象徴する「ノクターン」とは、どのような音楽ジャンルなのか。音楽的、歴史的な側面からその実像に迫ります。