第152回 ルドヴィカへの手紙
2009/11/13
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1、ルドヴィカへの手紙
回復するかに思えたショパンは、6月21日の夜、大喀血を2度も起こし、そのときにもう長くないことを思ったのか、25日に姉ルドヴィカに「会いたい」との手紙を書く。そこには「お金がないのなら借金してでもきてほしい。具合が良くなったら、稼いでお返しします」と懇願している。
ショパンの弟子のマルツエリーナ・チャルトリスカ夫人などが、ルドヴィカにパスポートがとれるように有力者に働きかけたりしたが、なかなか許可が下りないでいた。
回復するかに思えたショパンは、6月21日の夜、大喀血を2度も起こし、そのときにもう長くないことを思ったのか、25日に姉ルドヴィカに「会いたい」との手紙を書く。そこには「お金がないのなら借金してでもきてほしい。具合が良くなったら、稼いでお返しします」と懇願している。
ショパンの弟子のマルツエリーナ・チャルトリスカ夫人などが、ルドヴィカにパスポートがとれるように有力者に働きかけたりしたが、なかなか許可が下りないでいた。
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