第113回 それぞれの本音
2008/03/28
Tweet
2、ショパンのルドヴィカへの手紙ショパンは姉ルドヴィカへ、1847年12月26日から翌年1月6日にかけて、サンドとの別れについて、手紙に書いている。「僕を敵だというのも、僕が娘婿(クレサンジェ」側についたからだというが、そもそも僕はこの結婚話に反対だった」「サンド夫人はなんて奇妙な生き物なんだ。いかれているとしかいいようがない」「自分の人生を引っ掻き回し、娘の人生も引っ掻き回し、最後は息子(モーリス)とも、うまくいかなくなるだろう」
【GoogleAdsense】
1、サンドの友人へのショパンに対する怒りの手紙エマニュエル・アラゴに「ショパンは人が変わり、別人」だといい、ショパンの変 わりようは、ソランジュへの恋慕が原因だと説明していたという。
ロジエール嬢への手紙には「このような恩知らずに私の血と肉を与えるつもりはあ りません(世話をしないという意味)」と書いた。