ショパン物語

第098回 ソランジュ婚約延期

2007/08/10
ショパン物語 第98回

1、ひとりパリに戻るショパンサンドとその子供たちはノアンに留まることになり、1846年11月、ショパンはひとりで、パリに帰ることとなる。
パリに戻ったショパンに、弟子のロジエール嬢、友人のグジマワ、ドラクロワなどが、なにかと気を配ってくれていた。

2、結婚延期1847年2月6日に、サンドとソランジュは婚約の手続きのため、パリに帰ってくるが、ソランジュの気が変わり、結婚契約書にサインするのを拒み、フェルナンとの結婚は延期となった。ショパンはそのことについて、ワルシャワの家族への手紙に「僕は残念です、その青年(フェルナン)が気の毒です」と書き送っている。


林 倫恵子(はやしりえこ)

漫画家・ピアノ指導

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