第071回 ポーリーヌ・ヴィアルド
2006/07/14
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2、この年のノアンの生活6月と7月は、地震やロジエール嬢のことで、神経的にまいっていたが、8月は精神的に元気を取り戻したようで、この頃のフォンタナへの手紙も「ゆりかごの中にいる ようで気分がいい」と書き送っている。そして11月3日ノアンを後にし、パリに戻ってくるのであった。
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2、この年のノアンの生活6月と7月は、地震やロジエール嬢のことで、神経的にまいっていたが、8月は精神的に元気を取り戻したようで、この頃のフォンタナへの手紙も「ゆりかごの中にいる ようで気分がいい」と書き送っている。そして11月3日ノアンを後にし、パリに戻ってくるのであった。
1、ポーリーヌ・ヴィアルド8月2日に、ポーリーヌとその夫がノアンに到着し、2週間滞在する。ショパンと ポーリーヌは、毎晩芸術について語り、ショパンはポーリーヌの歌の伴奏も喜んで引 き受けた。ポーリーヌは、人間の声が一番完璧な楽器だと思っていたショパンが認める歌手であった。ポーリーヌと一緒にいると「音楽を作ろうと意欲がわいてくる」とショパンは言っていたらしい。サンドも、ポーリーヌの才能を認め、絶賛し、親しい友人としてつきあっていた。
この頃、ポーリーヌは、12月に出産予定で、お腹も大きかったらしい。