第051回 ヴァルデモーザ修道院
2005/10/06
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2、修道院での暮らしマジョルカ島は雨季に入り天候が悪く、ショパンの体調も思わしくなかった。そんなショパンをサンドは献身的に世話をしたという。
しかしヴァルデモザの住民たちからは嫌われ、嫌がらせを受けていたようである。
ショパンは結核と恐れられ、サンドは若い愛人(ショパン)と同棲、男装をしたり葉巻を吸ったり、娘にもズボンをはかせたりしていたので、その行為が不道徳に思われ、住民から反感を買っていたらしい。
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1、ヴァルデモザ修道院別荘「風の家」から立ち退くように言われ、フランス領事を頼り、家に泊めてもらうことになり、1838年12月10日に「風の家」を引き揚げた。「ヴァルデモザ修道院」の庵室は、以前から予約していたが、まだ住める状態ではなかった。しかしそこに住んでいた夫婦が引っ越すことになり、その庵室を家具と一緒に安く譲り受け、12月15日ヴァルデモザ修道院の庵室に引っ越した。
ショパンが引っ越してきた当時は、この12の庵室がある広い修道院には他3人しか住んでいなかった。