第029回 マリヤが優先
2004/12/03
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2、ポトツカ夫人デルフィナ・ポトツカ伯爵夫人とショパンはポーランド人同士で、深い友情で結ばれていたという。二人は恋愛関係にあったという説もあるが、現在それを証明するものは残っていない。
ポトツカ夫人は絶世の美女で、そのうえ美声の持ち主で、歌が上手であった。1832年にショパンの弟子になり、ショパンはピアノを教えたり、また彼女の歌の伴奏をしてあげたという。
1836年、そのポトツカ夫人にショパンは「ピアノ協奏曲第2番へ短調」を献呈した。
さらにずっと後の1847年、「ワルツ作品64?1(小犬のワルツ)」を出版した際にも献呈者をポトツカ夫人にしている。
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1、ライン音楽祭ショパンは前にも(1834年)友人ヒラーに誘われてライン音楽祭に行ったことがある。この時デュッセルドルフのオーケストラ指揮者だったメンデルスゾーンとも再会し、3人で音楽祭を楽しんだという。