当協会評議員で汐留キャッツステーション代表の杉谷昭子先生が、5月8日に永眠されました。享年76 歳。葬儀はすでに近親者で行われました。謹んでご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
杉谷先生はピティナ入会第一号(1966年4月1日入会)の会員として、審査員、アドバイザー、ステーション代表として長年にわたり活躍されました。
和歌山県出身。東京芸術大学卒業後 1969 年西独に留学、デートレフ・クラウス、カール・ゼーマン等に師事、ケルン音大大学院「演奏家国家試験」を最優秀で卒業。20 世紀を代表する巨匠の一人、クラウディオ・アラウの最後の弟子。スペインの「マリア・カナルス」やイタリアの「ヴィオッティ」国際ピアノコンクールで上位入賞。世界の著名なオーケストラや、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルのトップメンバーとも共演し、欧州と日本で活発な演奏活動を行われ、その後、後進の指導にも粉骨砕身されました。
先生の指導理念を実現するために2010年に創設された「ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan」は、2014年よりピティナと提携しています。
当協会への長年にわたる多大なるご指導・ご尽力に対し、厚く御礼申し上げます。
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