NHK総合テレビにて毎週日曜24時10分~放送しているTVアニメ「ピアノの森」。
森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公の一ノ瀬海。
過酷な境遇にも負けず、師との運命的な出会いを経て、ショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く感動の物語。
そのアニメにて、ピティナでもコンペやステップなどに参加している4人が、ピアノ演奏で協力出演しています♪ストーリー内の小学生時代の演奏はすべてピティナっ子!!!
演奏オーディションへの参加から、収録時の様子、そして放送を自分で聴くことでの心境の変化などをインタビュー!ピアノと新しい角度で向き合ったという4人の声をたっぷりとご紹介します。
※「ピアノの森」は、Netflixにて第1話から独占配信中です!
オーディションがある事をインターネットのニュースで偶然知り、「ピアノの森」は全巻私の部屋にあって以前から何度も読み返すほど大ファンだったのでそのニュースを見た瞬間に受けようと思いました。
やった~!!
大好きな物語の中にほんの少しでも存在していられるなんて幸せ!!と思いました。
私の演奏はコンクール本選の丸山誉子さんの「小犬のワルツ」でした。
コンクールなど、本番でとても緊張するところや、ゴールデンレトリバーのウェンディの存在など自分と重なるところがあって誉子のことは他人のように思えませんでした。
私もコンクールでは緊張して手足が震えたり、指は氷のように冷たくなったりします。
そして私にも3歳の時から家族のゴールデンレトリバーのルナがいます。
いつも一緒のルナはピアノの練習にも付き合ってくれます。
そして上手に弾けたら歌ってくれるんです。
ルナが歌ってくれたら、良くなってきたかなと思って嬉しくなります。
誉子は最初は嫌なことを言ったりもしますが、とても頑張り屋さんで人を認める素直なところがあって、自分の音楽を奏でる為に努力をするところが凄いなと思います。
とても楽しかったです。
最初は緊張していて、どうか上手く弾けますようにと祈っていましたが、弾いていくうちにとても幸せな気持ちになりました。
ちょっと恥ずかしかったです。
アニメの中で誉子が弾いているのを見て、このシーンの誉子の気持ちに合った演奏だと感じでもらえますように……と思いました。
1番にはチャレンジして良かったという気持ちが大きいです。
難しいと思うことも、最初から諦めず精一杯やってみる!という前向きな気持ちになりました。
まず、何度も読んではいましたが更にもう一度原作を読みました。
別のコンクールとコンクールの僅かな間に一次審査の締め切りがあったので課題曲が弾けるかどうか焦りましたが、原作を読んでやっぱり頑張る!諦めたくない!という気持ちになりました。
譜読みを進めながら曲のイメージやどう弾きたいか、どう弾くかなどを先生と物語や歌にしてイメージを膨らませていきました。
ピアノがもっと上手になりたいです。
音楽の勉強をして色んなことを知って、色んな経験をして、精一杯の努力をして、この人の弾くピアノがまた聴きたい……そう思って貰えるようなピアニストになりたいです。
知り合いが"こんなオーディションがあるよ"と教えてくれて、調べてみたら課題曲が弾いてみたい曲だったので、先生に御相談して受けさせて頂きました。
「宝くじが当たってしまった~??」というような信じられない気持ちで嬉しさ半分、頑張って曲に向き合わなくてはという気持ち半分が混ざっていました。
僕は今回、一ノ瀬海くんと丸山誉子さんの二人を担当させて頂きました。そのうちの一人、丸山誉子さんについてですが、僕はいつもどちらかと言えばポワ~っとしたような平和の塊みたいな性格なので、丸山誉子さんのような負けん気の強さを少し分けて貰いたいです。(笑) また、二人共、素直にストレートにピアノに向かっていて、ピアノが本当に好きなんだなという事が曲から表れていて凄いなと思いました。
とても楽しかったです!!レコーディング自体が初めての経験で、弾く前から早く弾きたくてワクワクしていました。スタッフの方々も和やかで、良い雰囲気の中、気持ちよく弾けました。
実は一回でOKが出てしまい、あまりに早く終わって時間が余っていたので念の為にともう一度弾かせて頂き、自分の弾いた音も聴かせて頂いたり、スタッフの方から違う曲をリクエストされて数曲弾かせて頂いたりしました。とても良い経験が出来ました。
自分の音であって、自分の音でないような何とも言えない不思議な気持ち。
実は最近、僕が出演する事をお知らせしていなかった知り合いの人から、「たまたま観ていたらその演奏が素晴らしかったので、誰が弾いているのか調べたら桃暖君だったからビックリした!!凄く良かったわ~」と褒めて頂くという事がありました。
その時に少しでも曲の良さを伝えれる事が出来たのかなと嬉しく思ったのと同時に、人にその曲その曲の思いが伝わる演奏をするにはどうすればよいのか、色々な観点からの勉強や経験をもっとするべきだなと強く思いました。
先生に教えて頂いた内容を注意しながら、とにかく楽しい軽やかな音色で、自分自身が楽しんで弾けるように自分の物語を考えて練習しました。
(今の僕にはあまりにも大それた事で、大きな声では言えないのですが...)将来的には、国際コンクールに挑戦して良い成績を修めたいです。また、アニメの主人公の海くんのように音楽で人を楽しませられるリサイタルを開きたいです。その為に今の僕がするべき事は、もっと色々な芸術にふれ、色々な経験を通して感性を磨き、表現の幅が増えるように努力していきたいです。
原作本はすでに持っていて、この作品の大ファンだったのですが、たまたまインターネットでこの『ピアノの森』のオーディションを見つけて、やってみたいと思い、先生に相談をして応募しました。
まさか自分が合格するなんて思ってもみなかったので、驚きと喜びで一杯でした。
海くんは、生まれも育ちも恵まれない環境にもかかわらずコツコツと努力し自身の力を蓄え、遂に輝く未来を手にしたというのが僕の印象です。海くんとピアノの関わりは最初は『音楽を楽しむ天才』という程度でしたが、楽しむだけでは叶わない現実を知り苦闘の連続でした。彼の理想の音楽にはなかなか届きませんでした。だからこそ素晴らしいです(笑)
僕にとって初の収録は、凄く楽しみだったので、収録の全てが驚きの連続でした。僕の場合、素敵な場所で弾けるのが喜びなので緊張はしませんでした。特に驚いたのは、設備で色々な機材があるのに、どうして共振したり振動しないのか不思議だったり、演奏していてとても鮮明に自分の音が聴こえたことに感動しました。
演奏した曲が全国放送で流れるとなると、少しドキドキします。皆さんにどんな気持ちで聴かれているのか、とても興味深く、また不安でもあります。
やっぱり、この世界は広くて深いなぁと思いました。だからこそ、もっと頑張れる気がします。
当日に備えて先生には詰めてレッスンしていただいたのは勿論、マスターコース等で海外の先生にも聴いていただき『ポーランド』的なワルツも学びました。
いつの日か 海くんと同じワルシャワのあのステージに立って、世界中のたくさんの方々に僕のピアノを聴いて頂きたいです。
ピアノの森の漫画がすごく好きで(全巻持っています)それをきっかけにピアノを頑張り始めたので、オーディションを行なっていることを知って、是非私も「ピアノの森」の仲間の1人になりたいと思いました。
信じられない気持ちでした。これでピアノの森の登場人物になれたんだ??と、とても嬉しい気持ちでいっぱいでした。
雨宮修平の父はピアニスト、お婆ちゃんはピアノの講師。私の母はピアノ講師、そして祖母もピアノ講師。
同じ境遇の中で特別な親近感を感じられ嬉しかったです。
収録の前の日はすごく緊張していました。しかし、スタッフさんやディレクターさんはとても優しく、面白い方ばかりで、その場をすごく和ませてくださいました。初めての経験でしたが、落ち着いて演奏することが出来ました。
ソワソワ、ドキドキした気持ちでした。アニメの中の話なのに、自分の音楽が流れている間は、まるでコンクールを受けているかのように緊張してました。
音楽を奏でる上での気持ちに変化がありました。今まで以上に、聴いてくださる方々に私の伝えたい音楽を最高の出来でお伝えしたいと思うようになりました。
練習はもちろんですが、自分が弾く漫画のシーンを何度も読み返しました。
雨宮修平の気持ちを大切に皆さんに伝わるように工夫しました。
モーツァルトの曲をもっと沢山弾きたいです。ショパンも大好きで、いつかショパンコンクールを受けて、ワルシャワのホールで弾くことが私の1番の目標です。