ハワイと日本を往復して活躍する中道リサ先生（正会員）が主宰し、上仲典子先生（正会員）も協力している「第12回アロハ国際ピアノフェスティバル」が、6月17日-25日、ホノルルの「ハワイ・コンヴェンションセンター」を中心とした会場で開催されており、他に、講師として中道先生と旧知の仲という三浦実先生（正会員）も参加しています。過去には、山崎亮汰さん・尾崎未空さん・桑原志織さん・小塩真愛さんら、特級などの入賞に連なる若いピアニストを毎回招待し、ハワイの素晴らしい環境の中でかけがえのない音楽体験を提供してくださっています。

今回、フェスティバル初日となる6月17日には、「アロハ国際ピアノコンペティション」が行われ、日本から招かれた片山響さん（2016Jr.G級銀賞、学生会員、石井なをみ先生門下）が飛び級で参加した高校生部門で第1位を受賞し、審査員の先生方から絶賛を受けました。翌日18日に行われた入賞者披露演奏会でも、ハイドンのソナタ、ショパンのエチュードを演奏し、聴衆や他の参加者からも喝采を浴びました。

19日から始まっているフェスティバルでは、ジョン・ナカマツ（クライバーン国際優勝者）、ファビオ・ビディーニ（コルバーン音楽学校教授・ケルン音大教授）、ハエウォン・ソン（オバーリン音楽院教授）ら講師陣による白熱したレッスンやコンサート、ワークショップなどが行われる予定となっています。

写真提供：上仲典子先生（正会員）