2014年12月29日、永瀬まゆみ先生(当協会評議員、さいたま音の葉ステーション代表)が永眠されました(享年57歳)。
永瀬先生は、ピティナ・ピアノコンペティションでは、2000年から2014年までの間でソロA2級からG級、デュオ初級Aから中級までの全級に119組の全国大会出場者を輩出され、そのうち金賞15組を筆頭に83組を全級にわたり入賞に導かれました。同指導者賞を2000年より連続受賞、特別指導者賞も複数回連続受賞されていらっしゃいます。
各地のステップアドバイザーや多くのコンクールで審査員を務める傍ら、指導法のセミナーを全国で展開。近年では、2013年指導セミナー、2014年の入賞者記念コンサートの指導法プレゼンテーターを務められ、「音の葉研究会」を立ち上げるなど後進の教育にも熱心でいらっしゃいました。
「ドレミファソで始める かんたん!すごい!さきどり!ピアノテクニックの本 」テキスト、同DVD付き指導者用ガイド、同レパートリー集①②、同「演奏力を高めるレパートリー集」(全てヤマハミュージックメティアより出版)など多くの著書を執筆されました。
ご自身の命を燃やすようにピアノ指導に尽力された永瀬まゆみ先生がお亡くなりになられたことは、音楽業界にとって本当に惜しいことです。先生が私共に遺して下さった多くのものを次の世代にお伝えできるよう尽力したいと考えております。
「音の葉研究会」にて定期勉強会の講師をお務め頂いている西尾洋先生、そして、永瀬まゆみ先生の生徒さんでいらっしゃる矢野雄太さんにメッセージを頂戴しました。