この度、ピアノデュオでは世界最難関ともいわれるドラノフ国際2台ピアノコンクールで、第一位・金賞を受賞することができました。
私たちが初めてピアノデュオとしてコンクールを受けたのは、2009年のピティナピアノコンペティションでした。そのとき、最優秀賞をいただいたことが、ピアノデュオをやっていくきっかけとなりました。
今回のコンクールは、昨年行われた第一次予選のDVD審査、世界各地での第二次予選を経て、今年5月にマイアミにてセミファイナル・ファイナルが行われました。セミファイナルでは連弾と2台ピアノの約1時間のリサイタルプログラムを3回、ファイナルではオーケストラとのコンチェルトという、3時間以上に及ぶプログラムを用意しなくてはならず、精神的にも体力的にもかなり大変な時もありましたが、留学地ドイツ・ロストックでの先生方、音楽仲間に支えられ、コンディションを整えて本番を迎えることができました。
これからも姉妹二人でたくさんの方々にピアノデュオの魅力を伝えられるよう、精進してまいりたいと思います。