11月4日から18日までスイス・ジュネーブで開催されていた第65回ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門で、萩原麻未さん(23歳、当協会学生会員)が日本人初の優勝という快挙を成し遂げた。
http://www.concoursgeneve.ch/index.php/en/laureates/laureates-s-concerts/2011.html
萩原さんは、小嶋素子先生(ピティナ正会員)のもとでピアノを勉強し、ピティナ・ピアノコンペティションでは1996年にC級金賞、1998年にD級金賞を受賞した。その後、パリ国立高等音楽院でジャック・ルヴィエ教授ほかの指導を受け、めきめきと実力を上げた。
小嶋素子先生の話「小さい時から、彼女は溢れ出るものがあり、それが実を結んでとても嬉しく思います」
ジュネーブ国際音楽コンクールでは、過去に、ミケランジェリ、フリードリッヒ・グルダ、マルタ・アルゲリッチらが優勝し、最近では、10月のショパン国際ピアノコンクールで第1位を獲得したユリアンナ・アヴデーエヴァが2006年に最高位に入賞している。日本人では同2006年、菊地裕介さん(ピティナ正会員)の第3位入賞がある。今回は、萩原さんのほか、酒井有彩さん(2005福田靖子賞優秀賞、ベルリン芸術大学在学中)がセミファイナルに進出していた。
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