段あいかさんが、チェコのAMADEUS国際コンクールで優勝

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2007/03/03

 段あいかさん(10才、金子勝子先生に師事)が、2月22日~24日チェコの第2の都市ブルノで行われた第14回AMADEUS 若いピアニストのためのモーツァルトピアノコンクールにて、第2位なしの第1位とグランプリ(absolute winner)に輝いた。同時に、国立ブルノフィルハーモニック管弦楽団とのピアノコンチェルトの共演に招待されることになった。

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 同コンクールは11歳のモーツァルトが始めてブルノでリサイタルを開いたことを記念してAMADEUSと名づけ、1年毎に開催され、今年は第14回で、参加者は地元のチェコをはじめ、ウクナイナ、ロシア、オーストリア、ドイツ、ポーランド、ハンガリーなどの欧州諸国、また中国などアジアからも数名が参加し、総勢76名の競演となった。あいかさんがモーツァルトのきらきら星変奏曲を演奏した後、盛大な拍手とブラボーの歓声が飛び交い、4回もステージに呼び戻された。また翌日の受賞者記念コンサートは400席の会場が満席となり、最後に演奏したあいかさんは再び観客の盛大なアンコールに応えた。

 演奏はチェコのテレビbrnenska 1、ラジオ局Cesky Rozhlas106.5FMにて放送、またコンクールの様子とあいかさんのインタービューは、ブルノ市の新聞とテレビニュースで報道された。また観客、審査員のみならず、ブルノ市役員やフィルハーモニック幹部までも一様に"Fantastic"を繰り返し、その演奏を讃えた。あいかさんは「私は音楽家の作品の中でもっとも好きなのがモーツアルの作品で、彼の作品を演奏するとき、いつも喜びでいっぱいになります。たとえ何の賞に入らなくても、私のモーツァルトの演奏をあれだけ歓迎されたことだけで、最高に幸せです」と語ってくれた。


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