11月22日~26日ベルギーの首都近郊ナミュールで行われたEPTA国際コンクールにて、梅川侑里恵さん(2004年度コンペC級決勝進出/庄司美知子先生師事)が、14歳以下の部門で第1位を受賞した。同じく庄司先生門下の畠山萌恵さんも、第2位に入賞した。
二人にとっては初めての国際コンクール。梅川さんは予選でバッハのシンフォニアやドビュッシー、ショパンのワルツ、本選ではモーツァルトソナタ、ショパンに加えて三善晃の曲も披露した。現地の聴衆が「あなたの演奏はとても良かったですよ」と声をかけてくれたことが、何より嬉しかったそうだ。同行された庄司先生は、「一人30分近い曲が必要で、レパートリーを持つことの大切さを改めて実感しました。またコンクール期間中の練習時間は一人1時間、当日はリハ5分という厳しい条件の中で、5日間体調をきちんとコントロールするのも大変でしたが、良い経験になりました」と語る。
梅川さんは、来年コンクールのオープニングコンサートに出演する他、ルクセンブルグでのコンサートにも招待されている。
なお同コンクールを主催するEPTAは、ヨーロッパにおけるピアノ指導者協会。ベルギー代表Prof.Diane Andersen(ブリュッセル王立音楽院名誉教授)は、来年4月に来日予定である。4月26日には東音ホールにて個人レッスン開催予定。
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