名曲は、発掘してその価値を認め、世に広める人がいて、初めて名曲となる。―10代のころ、とりこになった作曲家の楽譜を書き写すため、数々の楽譜に目を通すうち、多くの名曲が埋もれていることに気づいたという金澤攝(をさむ)さん。15歳の時一人でパリに渡り、4年間「発掘作業」に励んだそうだ。 この度、その活動が毎日新聞(8/12全国版「ひと」)にて紹介された。将来は公的な「楽譜図書館が必要」と語る、氏の活動の軌跡が綴られている。 現在当ホームページで「甦る系譜」を連載中。音源も豊富にご紹介している。