須藤梨菜さんがダブリン国際コンクールで第5位入賞

文字サイズ: |
2006/05/22

060519dublin2.gif 須藤梨菜さん(2005年度福田靖子賞/江口文子先生師事)が、第7回ダブリン国際コンクールで第5位に入賞した。(写真右より、須藤梨菜さん、審査員のファニー・ウォーターマン女史、江口文子先生)
 同コンクールはアイルランドの首都ダブリンで5月5日?5月19日まで開催され、書類審査を経て選ばれた44名が出場した。1次・2次・セミファイナルは全てフリープログラムで、各自得意なレパートリーを組み合わせられるため、実力伯仲で審査も困難であったようだ。その中で須藤さんは伸びやかな個性を存分に発揮し、ファイナルまで駒を進めた。
 ファイナルではチャイコフスキーの協奏曲No.1を演奏。もてる力を全て出し切った演奏は聴衆の心を打ち、客席からは誰よりも大きな拍手が贈られた。「コンクール期間中は、楽しく幸せを感じながら演奏することができました」―大舞台を経験する度に成長する、器の大きさを感じさせる須藤さん、今後さらに期待が高まる。

060519dublin1.gif 優勝はロマン・デシャルムさん(フランス・写真入賞者奥より2番目)。2003年度浜松国際コンクールで奨励賞を受賞し、横浜招待演奏会など来日経験もある。

 なお入賞者の演奏、審査員のインタビューは、ベルギー国営ラジオ局RTBF 音楽専門チャンネルMUSIQ3 "L'ART DE PIANO"にて放送される。日本時間6月3日(土)・10日(土)各16時~18時予定(仏語)。
 (photo:yoko tsunekawa/ベルギー・RTBF)


【GoogleAdsense】
ホーム > 協会概要 > ニュース > > 須藤梨菜さんがダブリ...