5月3日~6日、モーツァルトをテーマに開催された音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」の周辺企画として、回遊型無料コンサートFete de Marunouchiが丸の内エリア一帯で行われ、大盛況のうちに終了した。5箇所の会場では、ミニオペラ『魔笛』をはじめ、ピティナ学校クラスコンサート出演者やコンペ入賞者、グランミューズの方々などによるソロ、室内楽などが演奏され、約2万人の一般来場者が足をとめて熱心に聴き入っていた。
同エリアは東京駅周辺を中心として扇形に展開する商業地帯で、今回は点在する3つのビルで同時に37のミニコンサートを実施。来場者はチラシを片手に各々の周遊ルートを決めて、「次はOAZOで室内楽を聴かなきゃ」「私はTOKIAでデュオ!」等と楽しそうに聴きまわっている姿が印象的だった。
高層ビルが立ち並ぶ一角を、柔らかな空気で包んだモーツァルトの音楽。多くの人に春の風を吹き込んでいった。
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