3月7日(火)、大阪のザ・フェニックス・ホールにて、ピティナ・ピアノコンペティションで幼少の頃から優れた成績をおさめてきた、酒井有彩さん(2005福田靖子賞優秀賞第二席)、崎谷明弘さん(2005特級銀賞、福田靖子賞優秀賞第一席)、鯛中卓也さん(2005特級銅賞)による、「Amis d'enfance(幼なじみ) Concert」が開催された。会場には、成長を支えてこられたピティナ支部の皆さんや先生方、3人の素晴らしい音楽性に憧れる小さな子どもたちら、満員の聴衆が詰め掛け、三者三様の個性溢れる演奏に拍手を送った。
酒井さんは、ベートーヴェン・ショパン・ラヴェルを、よく整理された響きで披露。鯛中さんは初挑戦というプロコフィエフを、端整な音楽作りでまとめた。トリの崎谷さんは、持ち前のエンターテイナーぶりを発揮しつつ、深みのある音色でシューマン・スクリャービン・リストを演奏した。
最後は、フェニックスホールの名物でもある大阪の夜景をバックに、3人が一曲ずつアンコールを披露して拍手に応え、今後のさらなる成長を聴衆に約束した。
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