12月15日から22日まで、米マイアミで開催された第10回マレイ・ドラノフ国際2台ピアノ・コンクールにおいて、瀬尾久仁さんと加藤真一郎さんのデュオ(ピティナ正会員・野本由紀夫先生に師事、2001年第25回ピティナ・ピアノ・コンペディション全国大会デュオ部門第1位)が優勝した。同デュオはセミファイナルで2台ピアノ(2回のリサイタル審査)、連弾(1回のリサイタル審査)、委嘱新作の演奏審査を勝ち抜き、ファイナルでメンデルスゾーンとマルティヌーの2曲のピアノ協奏曲を弾いて、優勝の栄誉を得た。
同コンクールは、ピアノ・デュオ界では非常に高い権威をもち、4時間分近い課題曲目に「暗譜」が義務づけられているなど、きわめて苛酷なコンクールとして知られる。審査は、ピティナ会友で、コンペティションの決勝審査員をお務めいただいたこともあるポール・ポライ先生(アメリカ・ジーナ・バックアゥワ~国際コンクール主宰)らが行った。
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