中山靖子副会長が、春の叙勲にて瑞宝小綬章受ける

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2005/05/11

050511nakayama00.gifピティナの中山靖子副会長(東京藝術大学名誉教授)が、平成17年度春の叙勲にて瑞宝小綬章を受けた。その長年にわたるピアノ指導実績と功績を讃えられ、この度国家より栄誉を受けることとなった。中山副会長は来る5月23日に皇居に参内し、勲章を受ける。

中山副会長は東京音楽学校在学中、当時ベルリン音大ピアノ科主任教授であったレオニード・クロイツァー先生に指導を受け、1947年にはクロイツァー先生の指揮でN響とも共演。その後ドイツへ渡り、ワルター・ギーゼキング先生に師事し、「ノイエ ザハリヒカイト(新・即物主義)」の観念を受け継いだ。(詳しくはインタビュー参照)。帰国後は演奏活動の傍ら、後進の指導を積極的に行い、多くの著名ピアニストを育て上げた。

昨年会報誌「Our Music」にて、「20世紀の正統派教育を、21世紀へ」と題したインタビューを実施。この世紀の転換期において、私達が音楽を勉強するに際し、改めて見直さなければならないものは何か、といってテーマについて語っている。
(写真:昨年11月、社会教育文化功労賞受賞時に撮影)


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