「特級」を活躍の経由地点に
2024/11/28
執筆:専務理事 福田成康
先日閉幕した第12回浜松国際ピアノコンクールで、2023年度グランプリの鈴木愛美さんが日本人として初めて優勝しました。特級を巣立ったピアニストの活躍は嬉しいものです。
2025年度は特級の参加方法をリニューアルしました。これから海外を目指す方はもちろん、すでに留学して国際的な舞台で活動している方も日本での活躍の足掛かりにしていただけるよう、直近のファイナリストや国際コンクールの上位入賞者に2次予選で最大3名のシード権を作りました。また、来年のセミファイナルでは室内楽で世界屈指のトップ・オケ、ミュンヘン・フィルのメンバーとの共演機会も提供します。
特級には実地と同時配信を合わせて7,000人を超える聴衆がいます。審査会場は今後応援してくださる方との出会いの場です。中でもセミファイナル以降をコンサートとして位置づけ、出演者全員に演奏謝礼を支払います。多くのピアニストのご参加をお待ちしています。
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