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コンペ審査員の声 音楽教育の最前線から

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2024/10/24 執筆:専務理事 福田成康

今夏のピティナ・ピアノコンペティションでは、844名の審査員の方々に2,007件の審査をご担当いただきました。いくつもの条件が重なる状況の中でお力添えくださった審査員の皆様に心より感謝申し上げます。

実施したアンケートでは、多くの審査員が音楽教育や指導者同士の交流に意義を感じていることが分かりました。「他の先生方の指導法に触れることで自身も成長できる」「若い演奏者たちの真摯な姿勢に刺激を受ける」といった声が寄せられています。

一方で、長時間審査の負担や平均点の上昇傾向など、課題も見えてきました。これらに対しては、時間割や採点方法の改善を検討してまいります。

コンペティションは順位付けの場というだけでなく、すべての関係者が互いに学び合う交流の機会です。今後も皆様のご意見を伺いながら、より良いコンペティションの実現に努めてまいります。「音楽がつなげる豊かな人生」のビジョンに向かって、共に歩んでいけることを嬉しく思います。

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