競い合いが人を磨く

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2024/02/29 執筆:専務理事 福田成康

子どものピアノコンクールは動機付けの一手段で、貴重な人格形成の場です。

競うという字は2つの「儿(人)」で成り立ちます。他者の存在が刺激となって、未来にむけて努力する意欲が湧きませんか。

全員が望む結果を得られるわけでないという点も重要です。相対評価を経験した人であれば、結果は個人の努力だけで決まるものではないと身をもって知っています。いきすぎた自己責任論に偏ることなく、他者にも自分にも寛容でいられます。

今年は新たに「動画予選」を実施します。地域や日程の制約を超えてコンクールを体験することが目的です。より参加しやすくなったピティナ・ピアノコンペティションを、ぜひ多くの指導者・学習者の皆さんに活用していただきたいと思います。

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