「聴き比べ」を通じて個性が浮きたつ

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2022/03/17 執筆:専務理事 福田成康

ベートーヴェンやショパンの作品のような名作とされる音楽は、古今東西のピアニストによって様々に解釈され、演奏されてきました。作品は多様な表現によって育ちます。その一部は録音で聴くことができます。

ピティナでは6人のピアニストに、ご自身の解釈でコンペティション課題曲を弾いていただき、YouTubeに収めました。また、会員の中には自身のYouTubeチャンネルに演奏・解説動画を公開している方もいらっしゃいます。本日のトップニュースでこれらを紹介します。

皆様には、まずは聴き手として色々な解釈を鑑賞して頂きたいです。きっと好きな演奏が見つかるはずです。最初はどれか一つの演奏を模範として真似てもよいと思います。数多くの演奏を聴き、練習し、先生からの指導を受ける過程で「自分なりの表現」へと収束していきます。それが「個性」と呼ばれるのだと思います。

「聴き比べ」を通じて表現の多様性に触れ、ご自身の個性を発揮してください。

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