ニーズに合わせた作曲
2021/12/09
執筆:専務理事 福田成康
上手に質問されると、心の奥底にある言語化されていなかった考えが自分の口から次々出てきて驚くことがあります。著作権は一般的に著作物を発した人のものですが、実際の創作物は、創作過程で生じたコミュニケーション相手との共作だと感じることがあります
クラシック音楽業界では、数百年前の異国人が作った作品を演奏することが多いですが、作曲家は現代日本にも大勢いらっしゃいます。
ピアニストがアンコールに弾く聴き映えのする曲、発表会の最後に皆で演奏するアンサンブル曲など演奏者側のニーズを的確に伝えることができたら、作曲家自身が思いもよらない曲が作れることもあるはずです。
本日のトップニュースには「新しい曲の作曲依頼=委嘱の受付可能」というピティナ会員の作曲家一覧を掲載しました。委嘱料に定価はありませんし、作曲家のウェブサイトで募集案内が掲載されることも多くはありません。どうぞこの情報をご活用ください。
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