6人のピアニストによる「課題曲聴き比べ!」企画
2021/03/18
執筆:専務理事 福田成康
コンクールでは点数によって結果に上下の差が出ますから「どんな演奏が正解だろう」と考えがちです。ところが音楽には唯一絶対の解釈はありません。だからこそピティナでは予選で5人、本選では7人の審査員がそれぞれの観点から演奏を採点し、その合計点で順位を決めます。
このような「音楽の競技会」には自分なりの解釈で演奏しつつ、審査員がどのような評価をするのかは「あとのお楽しみ」というスタンスでのご参加がおすすめです。
自分なりの解釈を作り上げるうえでぜひ参考にしていただきたいのが、6人のピアニストによる6通りの解釈に触れられる「課題曲聴き比べ!」企画です。
6種類の演奏の中から生徒さんに一番好きな演奏を選んでもらってもよいですし、ブラインドで演奏を聴かせて「ピアニスト当てクイズ」をやっても面白いかもしれません。どうぞ「課題曲聴き比べ!」を徹底活用していただければ幸いです。
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