応援する場としてのピアノコンクール

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2020/08/06 執筆:専務理事 福田成康

G級・Pre特級・特級は一次予選が動画審査、二次予選が無観客での実施ですが、参加者数はほぼ例年どおりです。

特級二次予選はカメラ6台を置いてライブ配信したところ、同時視聴者数が2年前の特級ファイナルを超えました。24人の演奏を全て聴いた方もいらしたようです。

ピアノはスイミングに次いで多い習い事です。学習者は大多数のスポーツの競技人口を上回ります。それなのに、希少性が高い「1位」を決めるピアノコンクールでもあまり人々の話題に上りません。

選考過程で時間が掛かるとか、難しいといった理由付けもできますが、人気の箱根駅伝も長いですし、サッカーやラグビーの観戦は素人にとって簡単ではありません。

私はスポーツと比べると「人々に興味を持ってもらうための工夫」が不足していると思っています。

今年の全国大会G級、Pre特級、特級セミファイナル・ファイナルはライブ配信します。どうぞお茶の間で鑑賞・応援して頂きたいと思います。

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