感動と憧れを、意欲につなげる
2020/01/23
執筆:池川礼子(評議員・鹿児島支部長)
ピティナのコンペティションは、毎年、飛躍するための学びの場です。課題曲の選曲に始まり、課題曲セミナー、ステップでのリハーサル、そして本番。頂いたコメントで反省し、次につながるエキスを得て、成長のサイクルをまわします。これは、子どもたちもまったく同じです。
「結果より過程を大事にしてほしい」というのは、コンペに取り組む私たち指導者の願いです。では、どうしたら過程を大切に思えるでしょうか。それにはまず、子どもたち自身が、本物の音を聴いて感動し、作品に興味を持ち、美しい音や響きに憧れることです。憧れがあれば努力を惜しまず、努力を尽くせば、過程そのものが大きな意味を帯びていきます。
CDやYouTubeからも、もちろん学習のヒントは得られるでしょう。けれど、本物の音を聴くということに勝る体験はありません。親子で課題曲を聴くトークコンサート、プログラムも素敵です!是非、足をお運びください。
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