皆で選ぶ「聴衆賞」

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2019/08/15 執筆:専務理事 福田成康

ピティナの特級では2002年、当時はまだ一般的ではなかった「聴衆賞」を創設しました。賞金は聴衆がお支払いした入場料に連動するため「入場料総額の半額」としたのも大きな特徴です。

特級ファイナル会場がサントリーホールへ移ってからはグランプリ賞金を超えないよう、ちょうど100万円としましたが、その金額の大きさからも重要な賞と位置付けていることがお分かり頂けると思います。

今年初開催のPre特級では一人5分半以下の曲を演奏する「アンコールステージ」を設けました。一般の方が10名全員の演奏を聴いて投票できるようにしています。ホールへ来られない方がYouTubeライブを観て投票できる仕組みも作りました。

自分が投票した人が受賞すれば嬉しいですし、違う結果になって「他の人はどんな聴き方をしたのだろう」と思いを巡らすのも楽しいものです。

この文章をお読みいただいた皆様には、ぜひ聴衆賞に参加し、あのワクワク感をご体験頂きたいと思います。

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