私が学生や新入社員だったころ、先生や先輩社員からは「How to本ではなく基礎的な本を読みなさい」と、何度も言われました。与えられたマニュアルよりも、基礎情報や考え方を身に着けて自分なりの行動をすべきだということなのでしょう。

あれから30年生きてその意味が分かるようになりましたが、若い時は、まずは型からでも「やること」が大事だと思っています。若手の先生なら、レッスン見学などを通じて一人でも多くのピアノ指導者のやり方を知り、最初はそっくり真似てみるのが、効果的なはずです。

逆にある程度、経験を積んだベテランの指導者なら、基礎知識やさまざまなジャンルの方々との交流が、指導力向上に直結するはずです。
ピティナで、それを学ぶ場が「音楽総合力UPワークショップ」です。
本日、来年度のカリキュラムが公開されました。まだご参加されたことがない方にも、ぜひご覧いただきたいです。