アナリーゼで四期の形式を理解し、より上質な演奏を
2015/03/06
初期のピティナ・ピアノコンペティションで評価されたのは「正しい譜読み」でした。その後「勢いと情感豊かな演奏」が賞賛される時代があり、最近は「形式を理解して四期を弾き分ける」ことが大事といわれます。
最近の傾向に大きな影響を与えたのが「アナリーゼ」です。
8年前に課題曲アナリーゼ楽譜が出た時には「小利口な演奏が増えた」という意見も耳にしましたが、近年は「曲を理解した上で自由と独創を加えた、上質な演奏が増えてきた」といった感想をよく聞きます。
今年のアナリーゼ楽譜は、アナリーゼという枠を超えてレッスンガイド的な内容を加えました。
先生方の指導のもと、ひと夏を超え、秋には生徒さんが見違えるように成長されることを願っています。
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