現代では、パソコンやスマホの普及により、言葉というものは読んだり、指で打つものと勘違いするくらい、文字で伝えられることが多い時代です。しかし文字を持たないオーストラリアの先住民族もあります。文字の恩恵に預かれることの幸せを実感したいものです。

音楽分野では記譜法が確立され、印刷された楽譜が大量に流通しました。それによって演奏する人が増え、結果的に作曲家との分業も進んだのかもしれません。デジタル通信時代の現代ではさらに、手軽に楽譜が出版できますから、作編曲する人も増えることが予想されます。

そんな時代に対応してピティナで行っているインフラ整備第一弾が、オンディマンドでの楽譜販売サービスのMusseです。もっと簡単に浄書ができるようになれば、さらに楽譜情報の往来が高まり、新たな音楽文化が発達するのは間違いありません。