ピティナのコンクールは、主に「ピアノ学習の目標」や「ピアノ指導の成果確認」を目的として開催しています。昔、コンクールと言えば「優秀演奏者の発掘」のイメージが強かったと思いますが、ピティナがコンクールの役割を広げてきたと自負しています。

最近のコンクールは、バッハ（バロックの様式）の音楽に特化したり、易しい課題曲で誰もが参加できるものにするなど、新しいことが次々に試みられ、ピアノ学習・教育を充実したものにしています。ピティナは「四期」の課題曲で子どもから大人、アマチュアからプロ級に至るまで参加できる国民的なピアノコンクールを目指したいです。

「バッハコンクール」でバロックを徹底強化してピティナで上位を狙ってよいですし、易しいコンクールで自信をつけたらピティナにチャレンジしてもよいはずです。今年も皆様と共に盛り上げて参りたく、一人でも多くのご参加をお待ちしています。