指導したい曲・憧れの曲
2012/07/27
例年、コンペの課題にドビュッシー作品を採用すると、必ず「選択率」1位になります。今年もD級の『亜麻色の髪の乙女』が41.87%でトップ、F級の『版画』は3曲合計で65.12%とダントツです。
指導者にとって「指導したい曲」、生徒にとって「憧れの曲」があることはピアノ学習の継続に直結します。そして、弾きたい・弾かせたい曲が課題になっていれば、コンペに参加する動機になります。一方、ピティナの課題になることで、ある曲が知られるようになることがあります。
今年、A1級で湯山昭『おやつのじかん』が選択率1位になったのは、日本人作品を広めたいピティナにとって朗報です。指導したい曲・憧れの曲を増やして、もっとピアノ学習を振興できればと願っています。
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