音楽を国際交流に活かしたい
2012/05/02
ピティナでは、海外での演奏機会があれば、可能な限り特級グランプリ受賞者を派遣しています。これはピアニストのキャリア作りとピティナの国際広報のためでもありますが、音楽を国際交流や世界平和に活かしたいという、大きな願いを込めてのことです。
国際交流を意義あるものとするには、国のアイデンティティを示したいところです。ピアノで「日本」を示すには、近現代の日本人作品を弾くか、日本古来の曲をピアノにアレンジするというアプローチが考えられます。また、「交流」には何か一緒にできるものが適しています。
この度、ピティナ正会員のマック・トモコ先生が、アメリカでポーランド人とのジョイントコンサートを開催して下さったので、梅村知世さん(2010特級グランプリ)を派遣しました。梅村さんは『さくらさくら』のアレンジ作品を弾き、ポーランド人はソロでショパンを演奏。最後に2人でブラームスのハンガリー舞曲第5番を共演しました。
このような小さな活動を徐々に広げ、音楽を通じて、国際交流・世界平和に少しでも寄与したいと願っています。
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