演奏家の言葉でコンサートの魅力が増す

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2012/04/13

先日ニューヨークで、ピアニスト関本昌平さんへのインタビューに立ち会いました。関本さんはクラリネットの名手チャールズ・ナイディック先生の授業で、伴奏をされたのですが、先生の深い知識に圧倒され、その後演奏を聴くことで更にその音楽性に感銘を受けたということです。

関本さんのような演奏家でも、他の演奏家の意図を「言葉で」聞くことによって感動が増すことがあります。そのような一流の音楽家による「言葉」は多くの方にとって、魅力的な内容だろうと思います。

聴衆は、曲目に関する基礎知識はもちろん、演奏者がそのコンサートを開くに至る軌跡を知れば知るほど、興味深く演奏を聴くことができます。ピティナでは年間350回ものコンサートに名義後援を出しています。取材を通じて演奏者の情報を集め、『名義後援コンサート』より感動的なものにできればと思っています。

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