ピティナは４月１日より一般社団法人に移行します。これに伴い定款を少し変更しました。

変更点の一つは、ピティナの「目的」です。新しい記述は「ピアノを中心とした音楽指導者の資質向上を通じて音楽教育の振興につとめ、もって広く文化の発展に寄与すること」としました。「ピアノ指導者」ではなく「音楽指導者」です。

実はピティナ会員には作曲、声楽、管弦楽器など、ピアノが専門でない音楽家も大勢いらっしゃいます。ピティナ会員に作編曲を依頼する仕組みや、他楽器とアンサンブルでのステップ参加をし易くする基盤作り等を進めます。

「賛助会員」から「団体会員」への改称も特筆したい点です。これまでにも多大なサポートをして下さった楽器店、楽器メーカー、音楽大学、楽譜出版社、その他音楽振興に関わる各企業・団体と密に連携しながら、目的を達成していきます。

私は「音楽の力」を信じています。音楽は人を変え、人と人の関係を変え、社会を変える力を持っています。皆様とともに少しずつ前進して参ります。