コンペティション課題曲説明会
2011/12/22
Googleの社員は、勤務時間の20%を自分の気に入ったプロジェクトに割くことができるそうです。会社側が業務命令を80%に抑えて社員に自由時間を与えるのは、決して社員のご機嫌を取るためではありません。社員が自分の「枠」を広げるための時間を確保することで、経営者の世界観を超える何かが生まれる偶然を期待しているのです。
この考え方は個人にも応用できます。日々の生活の中で20%、誰かに強いられる活動をするのが良いと思います。ピアノ指導者の方なら、毎年ピティナ・ピアノコンペティションA2級からC級までの課題曲を全曲弾いてみる、というのはいかがでしょうか。ピアノを弾くのは自分の意思ですが、コンクールの課題曲を選んだのは自分ではありません。敢えて知らないものに触れる機会を作ることで、自分の「枠」を広げることができます。
年明けの3月1日と2日に東京でピティナ・ピアノコンペティションの課題曲説明会が開催されます。どうぞ未知の曲との出会いを楽しみにいらして下さい。
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