福田靖子賞基金を財団化

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2010/11/19

101119top.jpgピティナ創立者である母、福田靖子が亡くなって9年、その遺産を活用して奨学金「福田靖子賞」を運用してきました。福田靖子賞には多くの方々から寄付金も頂き、海外在住のピティナ会員の方々には、若いピアニスト達の海外での演奏、研修の機会を作って頂いています。この度、福田靖子の10回目の命日(11月10日)に「一般財団法人福田靖子賞基金」を設立致しました。

昨今の日本では市民意識が高まり、大きな地震があれば義捐金を払い、恵まれない子を救うために寄付金を払うことが普通になっています。一方、この「福田靖子賞基金」財団の本質は、才能において「恵まれている」若いピアニストを応援しようというものです。

歴史が示すとおり、優れた音楽家が社会に与える影響力は極めて大きいものです。トップクラスの育成を支援することによって、日本のピアノ文化が振興し、ひいては日本全体に活力を与えられると思っています。

優れた音楽家の育成にご支援を賜れれば幸いに存じます。

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