4期をバランスよく弾く全国決勝大会
2009/08/21
先週末、近所の体育館で女子体操競技が行われているのを見ました。参加者全員が、ゆか、跳馬、平均台、段違い平行棒の4種目を行います。私の行っている陸上競技では、通常は専門(短距離走、走り幅跳び等)が決まっており、専門外の種目には出場しません。体操競技は、バランスのとれたアスリートが育つことを狙って設計されていると思います。
ピティナのコンペティションでは、バロック、古典、ロマン、近現代の4つのスタイルの楽曲を課題にしています。全国決勝大会出場者は、カットなしで4曲を一気に弾くことになります。
一芸に秀でた人は目立ってもてはやされますし、そういった分野を持つことは奨励すべきでもあります。しかし教育者に求められるのは、多くの場合、バランス良く指導して基礎を作ることだと思います。
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