特級グランプリv.s.福田靖子賞
2009/07/24
今年は2年に1度の福田靖子賞選考会が開催されます。
皆様にとって特級グランプリと福田靖子賞とどちらがブランド力のある賞でしょうか。ためしに両者を比較してみます。
まず、賞金はどちらも100万円ですから一緒です。
福田靖子賞の選考会は2年に1回の開催なので、希少価値が高いと言えるかもしれません。一方、特級は毎年開催しますが、参加年齢が無制限で出場者も多いので、競争が厳しい面もあります。
特級では、コンチェルト全楽章を含む約90分のプログラムを準備する必要があります。福田靖子賞選考会ではソロ30分ですから、課題の量では圧倒的に特級です。
福田靖子賞の審査員は3名であるのに対して、特級は9名です。人数だけみると後者の方が審査の精度が高そうですが、福田靖子賞の審査員は参加者全員をレッスンした上で演奏を聴くことになりますので、才能を見抜く力は高まっているかもしれません。
「比較することに意味がない」という声が聞こえそうですが、何はともあれ、皆さんに関心を持って頂きたいと願っています。本日、どちらのイベントもチケットが発売されます。多くの方々のご来場をお待ちしています。
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