「熱狂の日」音楽祭エリアコンサート
2009/04/24
今年のゴールデンウィークも、東京丸の内で「熱狂の日」音楽祭エリアコンサートが実施されます。入場無料で100種類ものコンサートが実施できるのは、地主である三菱地所が経費を負担するからです。
三菱地所は、メセナ的な活動として、クラシック音楽の分野で社会貢献をしていると考えられます。一方、クラシック音楽の力によって丸の内地域の「文化度」は確実に上がります。地域のブランドイメージを上げることで、経済的なメリットも期待できるのです。
一般に、クラシック音楽は経済から遠いものと考えられることが多いようです。しかし、せっかく質の高いものでも、経済的な支えが不安定なものは長続きできません。クラシックが人々に引き立てられるジャンルになるためには、丸の内での事例のように、誰かの経済的な役に立つ「場」を作って実践することも、必要だと考えています。
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