厳しい審査でレベルアップ

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2008/10/31

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ピティナ・ピアノコンペティションが初まったころ、ピティナ創立者の福田靖子が審査をすることがありました。演奏の出来によっては「こんな下手な演奏させている指導者は誰なの、出ていらっしゃい」と、ホール中に響き渡る声でピアノ指導者を叱責することがあったそうです。

通常の社会生活では考えられないような行動ですが、そこまでして音楽教育の質を高めたいという思いが強かったのです。その思いが通じて、コンペには4万人もの方が参加するようになり、演奏レベルも高くなりました。

ピティナ指導者検定は、10年で68名しか取得者が出ていません。指導者検定の審査員には「ピアノ指導者として自信を持って世に送り出せる方のみを合格として下さい」と伝えています。

取得者が少ないと、検定が広まるには時間は掛かります。しかし審査がしっかりしていることで、「ピティナ指導者検定取得者」のブランドは確立されていきます。その頃には、取得を志す人も増えるでしょう。

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