2008年度コンペ開幕
2008/05/23
今年もピティナ・ピアノコンペティション地区予選が始まりました。
「競技」は、一般的にNo.1を選び出すことが目的と思われがちです。コンクールでも確かにNo.1が選ばれますし、選考過程は人々の興味を集めますが、決してそのことが目的ではありません。
目的は、参加者一人ひとりが、コンクールを目標に一所懸命練習する日々を送れる、ということでしょう。また、指導者の方々は、「生徒のコンクールの結果≒指導力」と謙虚に受け止めて、指導力の研鑽に励むことができます。選考過程はそういった目的のための手段なのだと思います。
さまざまな目的に照らし合わせて、ピティナでは予選地区は居住地区に関わらず2回まで参加することができます。予選を通過すれば本選に向けて練習できますし、残念ながら落選した子も、次の地区予選に向けて練習することが可能です。
支部や審査員など多くの方々のご協力によってこの世界最大規模のピアノコンクールが実現されています。参加者、指導者の皆様にはこの機会を有意義な学習機会としてご活用頂きたいと願っています。
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