まずは無料のコンサートから
2008/05/09
今年もラ・フォル・ジュルネのエリアコンサートの制作に携わりました。
どのコンサートも大勢の聴衆が集まり、コンサート開始時刻に行こうものならアーティストの顔が見えるところに場所取りすることはできません。満員電車の中に立って生演奏を聴いている感じです。
私も一般のお客様と共に後ろの方に立って聴いていました。そこで、確かに無料のコンサートではあるけども、お客様は30分間「立つ」というコストを払っていることに気がつきました。座って聴いている方々も1時間30分も前から場所取りをしたのですから、やはり「待つ」というコストを払ったことになります。
一方、「お金」というコストを払うことで、コンサートホールのシートにゆったり座りながら聴く快適さが得られます。丸の内でクラシック音楽に触れた大勢の方々に、そのことも知って頂きたいと思いました。
5月15日横浜みなとみらいホールでの前山仁美さんリサイタルはこちらへ※終了いたしました
【GoogleAdsense】